水難救助訓練を実施しました(中消防署)

 

ページ番号1045019  更新日 令和4年8月8日 印刷 

波早ビーチにて水難救助訓練を実施しました。

令和4年7月7日、南分署と宮前出張所に勤務する警防隊員で水難救助訓練を実施しました。

管内南西部の沿岸線を管轄する中消防署南分署は1年間を通して水難救助現場に出動する機会が多く、現場に先着した警防隊員の水難救助技術の向上を目的として訓練に取り組みました。(令和3年度和歌山市の水難救助事案18件)

順下飛び込み訓練

写真:順下飛込
要救助者発見 水面よしっ

「順下飛び込み」とは水面に飛び込む際に、走るときのように両足を前後に開き、入水すると同時に両足を強く閉じ両手で水を下に押し、頭が水中に入らないようにします。
そうすることで要救助者から視線をそらさず入水することができます。

ファーストブイ設定訓練

写真:ファーストブイ設定
ブイ設定完了

「ファーストブイ」とは要救助者の溺れていた場所を明示するため、ブイに約10キログラムの重りをロープで繋ぎ、海底に沈めます。その後、ブイを起点に周辺を検索します。

水難事故では目撃者からの情報が大変重要になってきます。素早くブイを設定することで要救助者をより早く発見することに繋がります。
 

水災用ボート操船訓練

写真:水災用ボートで救出
溺れている要救助者を救出

水面下で助けを求めている要救助者を、隊員2名が呼吸を合わせて素早く救出。

想定訓練

写真:救助活動中
要救助者を救出中

この訓練は、海へ転落した釣り人を救出する想定で行いました。
水面から地上まで高さがあるため、はしごを使用して救出しました。

 

まとめ

もしも、水難事故に遭遇した際には、「浮いて待て」という言葉があります。これは、着衣の状態で無理に泳がず救助されるまで仰向けで力を抜き大の字で漂流する方法です。

もしもの時には「浮いて待て」私たちが助けに行きます。

まだまだ暑い日が続きますが水辺での事故には十分注意してください。

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